大根の後作に良い野菜は?失敗しない選び方と連作障害について

大根の後作に良い野菜は?失敗しない選び方と連作障害について 家庭菜園の雑学

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大根は家庭菜園でも人気の高い野菜で、大根を育てている方も多いと思います。

家庭菜園で効率よく野菜を育てるために、大根の後作に良い野菜をしっかりと調べて出来るだけ失敗は回避したいところです。

そこで、この記事では大根の後作に良い野菜について連作障害と共にまとめてみました。


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大根栽培で気を付けたい連作障害

大根の後作を考える際に、必ず理解しておきたいのが「連作障害」という考え方です。


連作障害とは、同じ場所で同じ科の野菜を続けて栽培することで、病気や害虫の被害が増えたり、生育が悪くなったりする現象を指します。

大根はアブラナ科の野菜です。


アブラナ科の野菜は、共通する病原菌や害虫が多く、同じ場所で繰り返し育てると、土の中にそれらが蓄積されやすくなります。


その結果、発芽しても育ちが悪くなったり、根が太らずス入りが起きたりと、収穫に大きな影響が出ることがあります。

また、連作障害の原因は病害虫だけではありません。


同じ野菜ばかり育てていると、土中の栄養バランスが偏り、特定の栄養素が不足した状態になります。
これも生育不良を招く大きな要因のひとつです。

そのため、大根の後作のポイントは、

  • 科の違う野菜を選ぶこと
  • 土をリフレッシュさせること

この2つの点に注目することで、連作障害を回避することが出来ます。

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大根の後作の考え方

大根の後作に適した野菜には、いくつか共通した特徴があります。

  • 大根と科が違う
  • 土壌環境の改善につながる
  • 大根収穫後の時期に栽培しやすい

この3点を意識して選ぶことで、効率よく失敗のリスクを大きく減らすことができます。

大根は比較的根を深く張るため、収穫後の土はよく耕された状態になります。


この環境を生かして、根張りの違う野菜や、土を豊かにする働きのある野菜を植えることで、畑の状態をより良く保つことができます。


大根の後作におすすめの野菜

大根の後作に良いとされている野菜がこちら。

  • マメ科(インゲン、枝豆、スナップエンドウ、大豆)
  • ヒガンバナ科(ネギ、ニラ、玉ねぎ)
  • ナス科(ジャガイモ、ナス、トマト、ピーマン)
  • ウリ科(キュウリ、スイカ、かぼちゃ)
  • ヒルガオ科(サツマイモ)

それぞれ詳しく見ていきましょう。

マメ科の野菜(枝豆・インゲン・エンドウなど)

大根の後作として、最もおすすめできるのがマメ科の野菜です。


枝豆、インゲン、スナップエンドウ、ソラマメなどが代表例です。

マメ科植物の根っこには「根粒菌」という微生物が共生しています。


この根粒菌は、空気中の窒素を植物が利用できる形に変え、土の中に供給する働きを持っています。


そのため、マメ科野菜を育てることで、土壌中の窒素分が補われ、次に植える野菜の生育が良くなると言われています。

特に春大根を収穫した後であれば、枝豆やインゲンの栽培時期と重なり、作付けの流れも無駄がなく非常に効率的に野菜の栽培が出来るのは嬉しいですね。


秋収穫の大根の後作なら、大根を収穫してすぐに種まきが出来るスナップエンドウやソラマメなど、越冬できる品種を選ぶと無駄がありません。

ヒガンバナ科(葉ネギ・長ネギ・ニラ)

ネギ類も大根の後作にとても相性の良い野菜です。


ネギ、ニラ、タマネギなどは、土壌病害を抑える効果が期待できるため、連作障害対策としても有効です。

ネギ類の根に共生する微生物には、病原菌の増殖を抑える働きがあると言われています。

大根の栽培後の土壌改良にも繋がりますね。

また、ネギ類は比較的育てやすく、家庭菜園初心者でも成功しやすい点も魅力です。


家庭菜園では、必要な時に必要な分だけ収穫できるため、これぞまさしく家庭菜園の醍醐味ですね。

ナス科の野菜(トマト・ナス・ピーマン・ジャガイモ)

トマトやナス、ピーマン、ジャガイモなどのナス科野菜も、大根の後作として適しています。


大根とは科が異なるため、共通の病害虫が少なく、連作障害の心配がほとんどありません。

ただし、ナス科野菜は肥料を多く必要とするため、大根収穫後にはしっかりと堆肥や元肥を施す必要があります。


土づくりを丁寧に行えば、大根の後でも元気に育ち、夏から秋にかけて豊かな収穫が期待できます。

ウリ科の野菜(きゅうり・かぼちゃ・ズッキーニ)

きゅうり、かぼちゃ、ズッキーニなどのウリ科野菜も、大根の後作としておススメです。


ウリ科野菜は根がよく張るため、大根によって柔らかくなった土壌環境を有効に活用できます。

水はけと保水性のバランスが大切になるため、堆肥を十分にすき込むことで、ウリ科の野菜も良く育つ環境が整います。

ヒルガオ科(さつまいも)

大根の後作には、サツマイモも良いとされています。


さつまいもは肥料分の少ない土を好むため、大根によって栄養がある程度使われた畑は、むしろ好条件になると言われています。

サツマイモは過剰な肥料を与えると「つるぼけ」になりやすいため、大根収穫後は堆肥を少量施す程度で十分です。


手間がかからず、初心者にも育てやすい点も大きな魅力です。


大根の後作に植えてはいけない野菜

大根の後作で最も注意すべきなのは、同じアブラナ科の野菜です。


具体的には、以下のような野菜が該当します。

  • キャベツ、白菜、小松菜、水菜、チンゲンサイ
  • ブロッコリー、カリフラワー
  • カブ、ラディッシュ

アブラナ科の野菜は、大根と同じ病害虫の影響を受けやすく、特に「根こぶ病」のリスクが高まると言われています。

根こぶ病は一度発生すると長期間土に残るため、畑全体の管理が非常に難しくなります。

また、ニンジンやゴボウなどの根菜類も、大根の直後は避けた方が無難です。


科は異なりますが、同じように土中深く根を張るため、センチュウ被害や土壌疲労が起こりやすくなると言われています。

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大根収穫後の土づくりの基本

後作を成功させるためには、土づくりが何より重要です。


大根収穫後の基本的な手順は、次の流れになります。

まず、畑に残った根や葉を丁寧に取り除きます。


病害虫の温床になる可能性があるため、畑の外に持ち出して処分しましょう。

次に、完熟堆肥や腐葉土を十分にすき込み、土をふかふかに耕します。


深さ30cm程度まで耕すことで、通気性と排水性が向上し、根張りの良い環境が整います。

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大根の後作を成功させるためのポイントまとめ

大根の後作で失敗しないためには、以下の点を意識しましょう。

  • マメ科やネギ類など、土を良くする野菜を積極的に取り入れる

  • 同じアブラナ科の野菜は避ける

  • 作付け前の土づくりを丁寧に行う

この基本を押さえておけば、家庭菜園でも安定した収穫が期待できるでしょう。

大根の後作に良い野菜を参考にぜひ、家庭菜園を楽しんで下さい。

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