ジャガイモの後作にはどんな野菜が良いのでしょうか?
ジャガイモは連作障害が起こりやすい野菜として知られており、後作選びを間違えると病気や生育不良につながるため注意が必要です。
ジャガイモの後作に良い野菜を植えることで、効率よく失敗を最小限に抑えて家庭菜園を楽しみたいですよね。
この記事では、ジャガイモの後作に良い野菜の選び方と具体例、失敗しない土づくりのポイント、年間を通じた作付け計画まで、初心者にも分かりやすく解説します。
ジャガイモの後作の参考にして下さい。
ジャガイモの連作障害について
ジャガイモはナス科の野菜で、土壌中の病原菌や害虫が増えやすい性質があります。
同じ場所でナス科や根菜類を続けて栽培すると、連作障害が起こり、病気の発生や生育不良につながりやすくなります。
そのため、ジャガイモの後には、土の栄養バランスを整え、病害虫の増殖を抑える働きを持つ野菜を選ぶことが重要となります。
ジャガイモの後作に良い野菜の条件
ジャガイモの後作に向いている野菜の条件を抑えておきましょう。
- ナス科以外の野菜
- 土壌中の栄養バランスを整える働きがあること
- 生育期間が比較的短く、畑を効率よく使えること
これらの条件を満たす代表的な野菜が、葉物野菜とマメ科野菜です。
葉物野菜が適している理由
葉物野菜は、土壌中に残りやすい窒素分を吸収する力が高く、肥料バランスの調整役として優れています。
ジャガイモ栽培後の土は、窒素が過剰になりやすいため、そのまま実物野菜を植えると葉ばかり茂って実が付きにくくなることがあります。
葉物野菜を後作にすることで、余分な窒素を消費し、次の作付けに適した土壌状態に戻しやすくなります。
また、生育期間が短いため、短期間で収穫でき、畑を遊ばせる時間を減らせる点も大きなメリットになりますね。
マメ科野菜が向いている理由
マメ科植物は、根に共生する根粒菌の働きによって、空気中の窒素を固定し、土壌に供給する能力を持っています。
そのため、肥料をあまり必要とせず、土壌の回復にも役立ちます。
ジャガイモ栽培で消耗した土にマメ科野菜を取り入れることで、次の作付けに向けた自然な土づくりが可能になります。
特に家庭菜園では、過度な施肥を避けつつ、安定した生育を目指せる点で非常に相性が良い組み合わせです。
ジャガイモの後作に良い野菜

ジャガイモの後作に良い野菜は葉物野菜、マメ科の野菜がおススメです。
- 小松菜
- 青梗菜
- ほうれん草
- モロヘイヤ
- 葉ねぎ
- キャベツ
- 枝豆
- インゲンマメ
- トウモロコシ
- オクラ
- 空心菜
葉物野菜は生育が早く、短期間で収穫できるため、夏から秋にかけての後作として非常に便利です。
また、夏野菜は種まき時期もジャガイモを収穫した後でも、間に合いますので流れ的にもいい感じですね。
枝豆、インゲン、エンドウ豆などは、肥料をあまり必要とせず、土壌改良効果も期待できるため、ジャガイモの後作として理想的です。
オクラ、空芯菜、トウモロコシなども、ジャガイモの後作として適しています。
いずれも暑さに強く、夏場の栽培に向いているため、6〜7月収穫後の畑を有効活用できるのでおススメです。
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ジャガイモの後作に向かない野菜
ジャガイモの後作として避けたい野菜も理解しておくことも重要です。
ジャガイモはナス科に属しており、ナス科の野菜は連作障害が出やすいため、同じナス科の野菜はジャガイモの後作には避けましょう。
ナス科の野菜がこちら。
- ナス
- トマト
- ピーマン
- シシトウ
- 唐辛子
後作の土づくりと管理ポイント
後作を成功させるためには、野菜選びだけでなく、土づくりと管理も欠かせません。
収穫後は、まず残った茎葉や雑草を取り除き、土を軽く耕します。
そのうえで、完熟堆肥や腐葉土をすき込み、微生物の働きを活発にしておくと、土壌環境が安定します。
肥料については、葉物野菜なら控えめ、マメ科野菜なら元肥なしでも育つ場合が多く、過剰施肥を避けることが重要です。
また、高温期の後作では、乾燥防止のために敷き藁やマルチを活用すると、水分管理が容易になります。
年間を通じた作付け計画の考え方
ジャガイモの後作を単発で考えるのではなく、年間を通じた作付け計画を立てることで、畑の生産性は大きく向上します。
基本となる考え方は、「根 → 葉 → 実」の順に栽培する輪作です。
この順番を意識することで、特定の養分の偏りや病害虫の増殖を抑えることができます。
例えば、春にジャガイモを栽培した場合、夏は小松菜や枝豆、秋にはキャベツやほうれん草といった流れを作ることで、無理なく畑を活用できます。
このように計画的に作付けを行うことで、土壌の健康を維持しながら、安定した収穫が期待できます。
まとめ|ジャガイモの後作
ジャガイモの後作に良い野菜を選ぶことは、単なる収穫量の増加だけでなく、畑の健康を守るためにも重要です。
葉物野菜やマメ科野菜を中心に後作を組み立てることで、連作障害を防ぎ、土壌環境を整えながら、効率的な家庭菜園が可能になります。
後作と土づくり、年間計画をセットで考えることで、畑はより安定し、家庭菜園の楽しみも大きく広がります。
ぜひ、今回の内容を参考に、ジャガイモ収穫後の畑を有効活用してみてください。

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